【実話】心霊番組を見ると恐怖におびえる兄を思い出します

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枕に立つ祖母の幽霊

最近、季節がらでしょうか、テレビで心霊特集なんかがやっていますね。
霊を見える人と見えない人といると言われますが、自分はまったく見えません。

でも、自分には兄がいるんですが、見える人なんです。

あんまりこういう記事を書くと、この人大丈夫?と思われると困るので
あまり書かないほうがいい気はしますが、この季節になると、毎年思い出すものですから
思い切って記事にしてみますね。


祖母の死

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それは自分が小学6年生の夏休みでした。
ちょうど12歳なってすぐだったんですが、
おばあちゃんが亡くなったんです。
たしか老衰とのことで、自宅の布団で亡くなったことを覚えています。

通夜や葬式はあまり覚えていないですが、自宅で行いまして
滞りなく終わったんだと思います。

 

うなされる兄

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葬式から一週間くらいたったころでしょうか、
学校へ行く前に朝食を食べていると兄が起きてきました。
すごく眠そうで母親に、「あまり寝れなかった」と話していました。

母親は、昨夜は暑かったからみたいなことを言っていたことを覚えています。

その日の夜、夜中にふと目が覚めえたんですが、
兄の部屋から
「う〜、う〜」
とうめき声が聞こえてきたんです。

その時はあまり気にもとめずにいたんですが、
翌朝、兄の驚きの発言に、家族みんなが固まりました。

 

兄の衝撃発言

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「死んだおばあちゃんが、部屋に来る。それも毎晩」

 

一瞬、みんな唖然としていましたが、
「夢だろ」と父親が笑い出しました。
自分は、正直こないだまで一緒に暮らしていた祖母とはいえ、
恐怖で凍りついていたんですが、父親のこの言葉で救われました。

でも兄は真顔で、夢じゃないことを必死に説明するんです。

この時点で自分はすでに兄の心配をする余裕は一切なく、
今夜は自分のとこへおばあちゃんが来たらどうしよう。
怖すぎるって思ってました。
(アニキ、ゴメンね)

 

母親が気がつく

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それからしばらく兄の口から、「おばあちゃんが部屋に来る」ことは
直接は聞いていませんでした。
怖くて聞けなかったのかもしれません。

ある日の夕食時。
兄が例の件を話し出しました。

「おばあちゃんが、自分の口を掴むんだ」

あー怖いって思いました。
やめて欲しいその話。兄のとこしか来ないんだからやめてくれと。
(アニキ、ゴメンね)

すると母親が、
「あっ!」
って顔をしたのを覚えています。

「入れ歯かな・・・」

 

 お墓へ

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母親曰く、祖母を火葬するときに愛用の入れ歯を棺桶に入れ忘れたそうです。

最初は半信半疑だった母親も自分が入れ歯を入れ忘れたミスと、
あまりの兄の必死の訴えもあり、その週の休みに、祖母のお墓へ入れ歯を
持って行ったそうです。

 

結末

その日の夜から、「おばあちゃんは来なくなった」そうです。

兄の見違えるような笑顔が忘れられません。

入れ歯がなかったので、兄に入れ歯が欲しいことを訴えに来ていたんでしょうか。
でも、何故、母親ではなく兄のところへやってきたのかは、今でも分かりません。

後から母親が、
「入れ歯の洗い方で、いつも喧嘩してたから・・・」

だからおばあちゃんは、母親にはいい出しづらかったんでしょうか。

 

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