普天間基地の騒音訴訟など、これまでどんな問題があったか確認してみましょう

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普天間基地

沖縄の普天間基地の周辺住民が起こした騒音問題に対する裁判で、那覇地裁が日本政府に7億5400万円の賠償命令を下したそうです。

ところで普天間基地って、沖縄のどんな街にあるの? どんな問題があるの?という疑問を調べてみました。

普天間基地の場所

普天間は、沖縄県宜野湾市にあります。

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那覇から10kmくらいのところかと思います。

沖縄旅行へ行くと、那覇でレンタカーをかりて、うきうき気分で国道58号線を北上していくと、たしか30分くらいすると、右側に明らかに基地らしい、また飛行場らしい施設がずっと続く場所があります。

そここそ、以前からいろいろ問題となっている、「普天間基地」です。

すぐ横を国道58号線があり、周辺は普通に生活する方々がたくさんいらっしゃる場所というのが訪れるとわかるはずです。

また、基地で働く外人さんが運転する車もたくさん走っていますので、まるで外国にいるような感覚が味わえる場所でもあります。

 

これまでの普天間基地問題

普天間基地は米軍からも、世界一危険であると認知されている基地なんです。

先ほども書きましたが、民家や学校など普通の生活環境が周辺にあります。

過去にどんな問題があったのかを確認してみましょう。

・米兵による少女暴行事件

1995年に普天間基地で駐留する米兵3名が沖縄の12歳の少女を監禁し暴行したとされる事件です。

日米地位協定により、明らかに事件を起こしたにもかかわらず、3人の米兵は身柄を日本政府に拘束され罰せられることはありませんでした。

これにより、以前より基地に不満をもっていた住民達の怒りは爆発し、普天間基地移設問題へのきっかけとなったといわれています。

そして、日本人にとっては非常に悔しい日米地位協定の見直し問題にも発展していく契機になっていきました。

・普天間基地移設問題

1996年当時の橋本龍太郎首相とクリントン大統領との間で、普天間に代わる代替地が5〜7年の間に使用できれば、普天間基地を全面返還することで合意しました。

そして、沖縄県は候補地として名護市の辺野古と決定し、当時の県知事である稲嶺知事と岸本名護市長も辺野古への移設を同意したんです。

ただし「飛行場の軍民共用」「15年の使用期限」を条件としていました。

・沖縄県と政府との溝

いったん決定していた辺野古移設ですが、「15年の使用期限」について田中真紀子外相などがアメリカとの関係に考慮し、この条件を取り下げるような主張を繰り返しました。

これら国内からの批判もあり、移設の動きが膠着状態に入ってしまいました。

また、2004年には、沖縄国際大学の構内に普天間基地所属のヘリコプターが墜落するとんでもない事故が発生し、更に普天間基地に対する住民の怒りや問題意識が高まったと思います。

・政権交代による方針転換

移設問題が大きな進展をみせない、2009年。

普天間基地「県外か国外移設」を公約に掲げた、鳩山民主党が政権を獲得。

しかし、当然ながら移設を受け入れる側は、簡単に決定できるはずもなく、なさけない話ですが結局は「辺野古周辺へ」という日米共同宣言をしてしまったんです。

沖縄県は、公約を掲げていたにも関わらず、辺野古と宣言した政府を痛烈に批判し、辺野古受け入れを拒否し、移設問題は振り出しにもどってしまいました。

・現在の移設問題の方向性

2012年、安倍自民党が政権を獲得すると、辺野古への移設をすすめる動きをすすめ、沖縄県も移設への受け入れを承認する形となっています。

 

まとめ

世界一危険な基地といわれる普天間基地ですが、やはり現在一番問題となっているのは移設問題です。

でも、移設問題はこれからも簡単には解決できないかと思います。

沖縄には、残念ながら基地があることにより恩恵を受けいる方々も少なからずおられます。ということは、沖縄県内でも移設に対する考え方が違うわけです。

自分たちはもっと普天間基地の問題をしっかりと認知し日本国内のこととして捉えていく必要があると思います。どうしても「対岸の火事」的な感じでしか捉えていないんじゃないでしょうか。

普天間基地周辺の住民の方々は、日常感じる危険や、激しい騒音など、我々は想像できない苦しみがあるはずです。

自分たちが同じ日本人が困っていることとして捉え、問題解決への気運を高めることで、今回の訴訟判決のような普天間住民の苦しみが少しでも和らぐ方向へ進めばと感じています。

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